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  • 執筆者の写真USED BIKE FALLS

1980年台のトレール車    カワサキ KE125 クラッチ固着修理

更新日:2019年11月16日

私が1987年生まれなので私より高齢のバイクです。

約40年前のバイクですね。10年放置との事ですが荒技を使ってもクラッチの固着が外れないとの事で分解点検をご依頼頂きました。

エンジン右側がクラッチカバーですが昔の2サイクルエンジンなんで右側のカバーを外すとキャブレターとご対面できます。

ロータリーバルブ式の2サイクルエンジンなんでこんな所にキャブレターがあります。旧車ショップで働いた事も無い若造の私も実は初めて実物を見ました。

構造は簡単なのでサクサク分解します。クラッチ自体は一般的な湿式多盤式クラッチ。バイクのマニュアル車はほとんどがこのクラッチです。

クラッチスプリングを取り外してクラッチの確認です。結構な力で外しましたが張り付きと言うより完全な固着状態。

フリクションディスクの摩擦材?がクラッチディスク側にこびりついてます。

フリクションディスク2枚とクラッチディスク1枚が離れない様子。これがクラッチの張り付きですね。今回は固着と言った方が正しいですが…

状態が良くありませんのでクラッチ交換です。一般的にクラッチディスクと呼ばれますがフリクションディスクとクラッチディスクが交互に複数入ってます。

純正部品はもう入手不可、日本では社外品を流通もほとんど無いので海外から輸入しているお店から取り寄せです。

海外では古い日本のバイクの部品を手掛けるメーカーがあります。

日本のバイクなのに日本では入手が難しいのが不思議ですね。日本でバイクの需要が右肩下がりなのもうなずけますね。

旧車に強いお店と言う訳ではありませんが出来る事は頑張りますよ♪

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