特に何の変哲も無い正立フロントフォークのオーバーホールです。
作業はどのバイクも大体同じなんですが整備完了後の達成感みたいな感覚があって実は好きな作業だったりします。
今回はマグナ250ですね♪
ダストシールがひび割れてる程度ですが20年前に購入後からは未整備だそうです。年に数回ちょこちょこ乗られる程度みたいですが管理が良かったと推測出来ます。
特に変わった所も無いのでサクサク分解。後付けの風防がフォークマウントなので少し邪魔でしたが(笑)
抜いたフォークオイルです。
ほとんど乗られていなかったとはいえ、やはりオイルは劣化してますね。
新品のオイルは綺麗な赤色ですが赤い色味は残しつつも黒く劣化しています。
若干ですが白濁化していますので水分の混入も見受けられます。
左右のフォークの部品が入れ替わらないように1本ずつ分解して汚れや古いオイル分をパーツウォッシャーで洗浄。同時にインナーチューブの錆落としも行います。
左右の部品が入れ替わっても支障は無いと思いますが分解整備のセオリーですね♪
左右の部品が洗い終えたら洗浄材が乾くまで乾燥させます。
待ちきれない時はウエスでふきふきして塗装を痛めないパーツクリーナーで仕上げます。
消耗部品以外の構成部品は画像の部品ですがインナーチューブの錆びが酷い場合や、フォークスプリングの自由長が規定値以下の場合は両者共に交換です。
フロントフォークをオーバーホールする際に交換する基本的な部品一式です。正立のフロントフォークならメーカーや車種が変わってもほとんど同じです。
カウルの無いバイクは税別15,400円~(部品代金別)承っております。地味にフォークオーバーホールが好きな当店にお気軽にご相談ください。
Comments